整備士
実はこう見えて
自動車整備士やってたんですよ一年半くらい
一年半の大半が車検整備でしたけどね
ブレーキパッドの減り、ブレーキオイルの交換、ドライブシャフトブーツ、ラックブーツの確認、マフラーに穴が空いてないか、ライト関係の玉切れやライトが割れてないか
これら切れてたり割れてたりすると車検は通りません
大変なのが無駄に改造してある車の車検です
車高は地面から10センチ以上空いてないと車検通りませんしでかいフォグランプつけてるサーキット仕様のランプは外してから車検場にもっていきます。
タイヤがフェンダーからはみ出してるタイプもちろん通りません
実際車検場で何をみるか
ウインカーの確認、専門用語でフラッシャーと言います。フォグランプ、ヘッドライト、ブレーキランプ、テールランプ、ハザードランプ、バックランプ全て検査員がチェックしてからテスターラインに車をもっていきます
アライメントというスリップの確認、これが基準内でないと車がまっすぐ走りません。いじってる車でもない限りここは狂うことはまずないです。
ブレーキの前輪後輪の制動力の確認、実際にブレーキを思いっきり踏んで確認します。
今の車はほとんどがパッドタイプなので制動力は余裕で問題ないのですが、昔のドラムタイプは整備士が調整したりしてました。
次にスピードメーターの測定、40キロ出して測定してスピードメーターが正常に動いているか確認します。車によっては古いタイプだとスピードメーターも狂ってたりするので事前に整備士が何キロで40キロになるか確認してもっていきます。
次にヘッドライトを遠目にして遠くまで光が届く強さかどうかの測定、同時に排気ガス測定もします
排気ガスは棒状の測定器をマフラーに突っ込むのですが、古い車は突っ込みすぎると測定異常で再検査になったりするので困りました。
最後に下回りの確認を検査員がします。ブーツ関係きれてないか、マフラーに穴が空いてないか、下回りのボルト関係が緩んでないか確認して終わりです。
一年半車検整備やってたので車検の通しかたはだいたいわかります。多少裏技的なところも機械と人間のやりとりなのであるんですよ。
車の知識は整備士やる前までまるでなかったのでいろいろと勉強になりました。
今の車って余裕で20万キロ走りますからオイル交換やタイミングベルトもチェーンタイプなら20万キロ以上交換不要です。
オイル交換は5000キロ付近で交換しておけば長持ちします。たまに二万キロは交換してねえだろこれっていう車に出くわします。オイルがガチガチに固まってたりするので車を長持ちさせたかったら5000キロ前後での交換をお勧めします。メーカーは3000キロで交換しろってすすめてきますが奴らのセールスなので5000で大丈夫。まあ早い交換に間違いはないですがまめに車乗ってる人は問題ないですよ。
今は車も進化してますね。